ちょっと遅くなりましたが…、
岩手出身の漫画家、小田ひで次の「ミヨリの森」が、フジテレビの長編テレビアニメとして、放送されます!
ミヨリの森に出会ったのは、今から5年前、地元「西根町立図書館」(現:八幡平市立図書館)で小田ひで次を知ったのがきっかけでした。
そこには、郷土図書のコーナーがあって、町の風土や歴史についてどんな本があるのかな、と思ってみていた時、堅くて厚い本の間に、この小田ひで次の漫画が並べてあったのです。そこにあったのは、「拡散」と「クーの世界」でした。
「拡散」は、アングラ的で不条理で不気味な世界観で、
「クーの世界」は、少女が主人公の、童話的な世界観で、
どちらも、自分にぴったり合う、素敵な漫画との出会いでした。
その後、小田ひで次さんの書かれた漫画を探したのですが、出版された漫画の数は少なく、新刊が出たら逃すまい!と、ずっと探してて出たのが今から3年前の、この「ミヨリの森」です(もちろん、即購入!)。
小田ひで次さんの生まれ育った場所は、僕の生まれた同じ西根町(現:合併して八幡平市)で、大更という地域でした。僕の生まれた平舘とは、小・中学校は違うけど隣り合っていて、自転車で10分もかからないかな。
もうひとり、僕の大好きな漫画家、五十嵐大介は、もうかなり知られている人だけど、彼の有名な「魔女」は、埼玉出身の彼が、岩手県盛岡市に住んでいたときに描かれたもので、その後、岩手県衣川村の大森に移り住んで、スローフードをテーマにした「リトルフォレスト」が描かれました。
ふたりとも、とても、気配や、人以外の存在とのコミュニケーションを紙に定着させるチカラに長けていて、僕の中では、愛すべき作品を描いてくださっている漫画家達です。
前に、「環境が自分を育てる」って書いたけど、この場所には、やはりそうした作品を産み出す風土があって、自分の選んだこの場所は、自分の作りたいものを身体の中に育んでくれる場所なのです。ミヨリのばあちゃんも言ってたけど、「食は大事だよ」って。食べ物だけでなく、水も、風も、光も、土も、みんな、身体の中に取り込んで生きているのだから、環境によって、身体も変わるし、キモチも見えるものも変わるのです。
そうそう、この「ミヨリの森」が、長編テレビアニメとして放送される事になりました。製作陣やキャストに恵まれたようで、期待できる出来になっていそうです。
ぜひぜひ!ご覧ください。
ちなみに、小田さんは現在も大学講師を勤めながら、自然と付合う活動を行いながら描き続けています!
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制作3年、総制作費2億1000万円という劇場版並みの、テレビアニメとしては異例の規模の大作アニメ。
主人公ミヨリ役は、蒼井優。泉の主カノコは天野ひろゆき。ばあちゃんは市原悦子。
監督と絵コンテ、そして美術を担当するのは、今まで劇場アニメ『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』など数多くの美術監督をつとめた山本二三。脚本には映画『学校の怪談』『魔界転生』などを手がけた奥寺佐渡子。制作は「フランダースの犬」や「あらいぐまラスカル」などの日本アニメーション。
主題歌は、元ちとせ。
2007年8月25日(土)21時〜23時10分 フジテレビにて放送。
アニメ「ミヨリの森」HP
http://wwwz.fujitv.co.jp/miyori/index.html
小田ひで次HP
http://www.odahideji.com/index.html
2007年07月22日
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